保健医療サービス提供における社会福祉士の役割について

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保健医療サービスを提供するにあたっての社会福祉士の主な役割は,医療ソーシャルワーカーとして様々なアセスメントを行うことです。具体的には,①チーム医療のなかで環境アセスメントを行い,②地域医療のなかで地域アセスメントを行います。
保健医療サービスの内容は,疾病構造の変化(健康転換)に伴って変化してきました。現代のような高齢化社会では,疾病構造は老人退行性疾患が中心になり(第3相),そのため,治療を目的とした医療サービスのみならず,同時に地域生活を支えるための保健・介護や福祉のサービス提供が求められるようになったのです。


すなわち,現代社会における保健医療サービスは,保健や医療の専門職のみならず,社会福祉専門職を含めた関係職種・関係機関,ときに当事者を含めた地域住民なども参加して行われる社会サービスの一種に変遷したといえます。そのため,保健医療サービスの目的も,単に治療だけでなく,健康を回復・改善・保持・増進することにまで拡大しました(「メディカルケア」から「ヘルスケア」へ)。


医療ソーシャルワーカーの活動領域も,従来は病院をはじめとした医療機関が中心でした。しかし,患者や家族にとっては,医療を受けることと,固有の人生/生活上の課題を背負いながら生きることとは常に並行して存在しています。そうした課題が保健医療サービスの主流となる時代になり,社会福祉士が医療ソーシャルワーカーとして位置づけられるようになりました。


そして,平成18年,厚生労働省と専門職団体である社団法人日本医療社会事業協会との間で,「医療ソーシャルワーカーとは,保健医療サービスにおいて生活相談を行う社会福祉士である。」と定義されるに至ったのです。


現代における保健医療サービスでは,チーム医療が提供主体の核となります。そのチーム医療のなかで,社会福祉士は,患者・家族の置かれている社会的環境のアセスメントを行う役割があります。また,自分達のチームとしての能力や患者家族に与える影響力をもアセスメントします。


保健医療サービスでは,医療側は権威的になりやすく,患者側は抑制的になりやすいといえます。私自身,家族の治療方針に対する疑問点について医師や看護師に質問した際,「申し訳ない。」という心理が働いた経験があります。このように患者が抑制していないかアセスメントを行うのが社会福祉士の役割であるといえるでしょう。また,地域や国の制度上で起こっていることが,チームや患者・家族に与えている影響などについてもアセスメントを行います。


さらに,現代における保健医療サービスでは,地域住民や関係機関との連携が必要となります。その地域医療連携で,社会福祉士は,地域のアセスメントを行い,地域の総合的なニーズを把握し,必要な社会資源の検証・評価を行う役割を担います。
さらに,地域のなかの一つの有力な社会資源としての病院を,関係機関との地域協議体のネットワークに入れ込むように病院へ働きかける役割も担っています。



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